純情☆デビル
「正信……“カッコイイ”って誰が?」
コレを聞いた瞬間、正信の顔がヒクヒク引きつり出した。
「無自覚か………意外だなぁ」
「ハッ?」
「イヤ……気にしないでくれ、うん」
オレは正信がため息と同時に横を向いたのを、仏頂面で眺めていた。
無自覚ってどういう事だ?
……と、机をトントン指で叩かれて、目線を豊平に注ぐ。
「あの、関波君………私も正信みたいに、雫って呼んでも構わないかな?」
少し笑みを浮かべながら頼んで来る豊平は、腰まである髪にクリンとした瞳。
よく見りゃあ結構カワイかった。
コレを聞いた瞬間、正信の顔がヒクヒク引きつり出した。
「無自覚か………意外だなぁ」
「ハッ?」
「イヤ……気にしないでくれ、うん」
オレは正信がため息と同時に横を向いたのを、仏頂面で眺めていた。
無自覚ってどういう事だ?
……と、机をトントン指で叩かれて、目線を豊平に注ぐ。
「あの、関波君………私も正信みたいに、雫って呼んでも構わないかな?」
少し笑みを浮かべながら頼んで来る豊平は、腰まである髪にクリンとした瞳。
よく見りゃあ結構カワイかった。