純情☆デビル
「………それでもボクは頑張りますよ」


冷たく言われ、メルエフはチラッと悲しそうにしたが、キッパリと断言。


ヤダ…心臓がウルサイ位ドクドクいってる……


私は体が微妙に震えていた。


メルエフの真っ直ぐな青い瞳から目が離せない。


―――…私もたまには素直になってみようか………


「メルエフ」


「ハイ……」


「…………私短気なんだから、あんまり待たせないでよ!//////」


言い終わってすぐ、目を逸らした。


「「………」」


10秒程沈黙した後、メルエフが笑い出す。


アンタ何回笑うのよぉ!
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