いつか会えるね
「おトイレ…。」

呟いて、廣田くんが席を立つ。

大丈夫かな?

落ち着かなきゃ。

焼酎を喉に流し込んだ。


「景子ちゃん、大丈夫~?」

カンちゃんが、声をかけてきた。

「あっ。はい。」

そうだ。みんな見てる。
恥ずかしい…。


「飲みすぎちゃったんですかね?」

隣で、真ちゃんが、聞いてたらしく、言った。


「あいつ、酒強くはないけど、酔っ払っても、あぁはならないよ。」

「えっ?酔っ払うと、ゴロニャン状態になるんじゃないの?」


「ならないよ。はじめて見た。あんなの。」



廣田くんが、フラフラ帰って来る。



そこで、こっちの話も終了。




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