いつか会えるね
お風呂でも、ずっと刺激され続けた体は、ベッドにたどり着いた時には、完全に熟していた。

ヒロくんが、すぐに挿入してくる。

「あ…あぁっ…。」

挿入されると、フッと理性が戻ってくる。

体の中は、あまり感じない。


いつもの事…。


ここからは、ヒロくんが気持ち良くなる番だ。

完全に義務だと割り切っていた。

大して感じていないのに、ヒロくんを興奮させるために、声を出す。

「寮じゃないから、いっぱい叫んでいいよ。」

痛いわけではない。


ただ、特に感じない。


でも、それは言えなくて…。



ヒロくんが動く衝撃に合わせて、声をあげた。





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