わかってた。
【キーンコーンカーンコーン】
鐘が鳴って授業が終わると、俺は話せる人全員に合計点を訊いていた。
―――――美海にも。
美海の席に行くと、美海は後ろの席の小倉舞華と話していた。
「大丈夫だよ、美海!」
「ゔ―――ん」
小倉は何やら美海を励ましているらしい。
…ちゃんとそういう事もできんじゃん。
そう思いながら美海を呼んだ。
「美海。」
「…ゆうちゃんか。何?」
振り返った美海はとても暗い顔をしていた。
まぁテスト後だからみんなこんなもんだと思うけど。
「合計点、何点だった?」
「……ゆうちゃんは?」
「267点。美海は?」
コイツは確か俺と同じぐらいのレベルだった気がする。
小学校の時も同じぐらいの点数取ってたしな。
「…お答えできません。」