きゅんきゅん男子~年下彼氏を溺愛中~【完】
むきぃぃぃっと体に力を入れて、あたしは襟首を掴む圭輔の手を振り払った。


「あー、もー!! なんなの!? いきなりっ!!」


そんな言葉、腰に手をあてて、圭輔を睨みながら言ったのだけど……。


そんなあたしの言葉なんか余裕でスルーして、圭輔はあたしの後ろの壁に、ドン! と片手をついた。


「……え?」


な……な……なに、この体勢!?


しかも、ここ……。


滅多に人がこない裏庭なんだけど……。
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