きゅんきゅん男子~年下彼氏を溺愛中~【完】
圭輔のこんな顔、初めて見た。


それに……。


こんなにジッと見つめられるなんて、この前のキス以来だし。


「……………」


なんだかものすごく恥ずかしくて、あたしは圭輔から目をそらしながら、唇を尖らせた。


「な……なによっ……」


すると圭輔は、壁についていない片手で、あたしの頬に触れた。


「……っ」


「莉子、こっちむけよ」

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