きゅんきゅん男子~年下彼氏を溺愛中~【完】
こんなに怒ってもらえるほど、愛されてた!?


両手を握りしめ、空を見あげて、瞳をキラキラ輝かせてみたけど……。


「……んなわけないか……」


演技じみた自分の態度がムナしくなって、あたしはよっこらしょっと重いからだを起こし、大きな木に寄りかかった。


そして、袋をガサガサあけて、大きな口を開けてパンを頬張ろうとしたとき……。
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