きゅんきゅん男子~年下彼氏を溺愛中~【完】
「やっと見つけた」


大きなため息とともに、圭輔が……。


あたしが寄りかかる木に、バンッと力強く片手をついた。


「おまえ、俺を避けすぎ」


「け……け……圭輔……」


「は? 
なにどもってんだよ」


顔をしかめて、目を細くして、木に片手をついたまま、あたしを見下ろす圭輔。


「な……な……なにか……用?」
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