きゅんきゅん男子~年下彼氏を溺愛中~【完】
あたしをまっすぐに見おろす圭輔から視線をずらして、もごもごっとそう聞くと……。


「用事がなきゃ、話しかけちゃいけないのかよ?」


そう言いながら圭輔は、あたしの隣にスッと座った。


「ち……ち……ちょっと……」


「ん?」


「こ……こんなとこ……。
圭輔とふたりっきりでいるところなんか見られたら、“お友達”の花巻さんに……。
あたしが怒られちゃうし……」
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