きゅんきゅん男子~年下彼氏を溺愛中~【完】
なんか……いいや……。


清々しいくらい満面の笑みで笑う圭輔を見ながら、あたしは心の中で何かがポキッと折れる音を聞いた。


だって、いくら圭輔に相談したところで……。


いくら圭輔が励ましてくれたからって……。


蒼空くんが咲希ちゃんと一緒にいた事実は消えないし。


その前に、蒼空くんが会ってくれなきゃ、蒼空くんの気持ちを聞くことさえできないんだもん。
< 454 / 527 >

この作品をシェア

pagetop