きゅんきゅん男子~年下彼氏を溺愛中~【完】
「あーあ、俺。
毎年、莉子が一番喜ぶもの、あげてるよな?」


はぁーっと大きなため息をつきながら、圭輔はシュンとしたようにうつむいた。


「それなのに……。
そんな優しい俺に向かって、“嫌味なヤツ!!”とか、言うヤツがいる」


伏せた目の先が、悲しそうにふるふる震える。


「あーあ。
切ないなぁ……。
今年は……。
あげるの、やめようかな……」


弱々しい声でそう言って、圭輔はチラリと視線をあたしに向けた。

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