きゅんきゅん男子~年下彼氏を溺愛中~【完】
蒼空くんの気持ち




「やだやだやだ!!」


暴れても。


圭輔の力になんか、叶うハズもなく。


視聴覚室のドアを開けた圭輔によって、あたしは、あっさり、バッサリ、放りこまれた。


「えぇっ!?
冗談っ!?」


大声をあげてドアに飛びつくあたしの耳に聞こえるのは……。


――カチャリ……。

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