きゅんきゅん男子~年下彼氏を溺愛中~【完】
そう言うなり、さっきよりも深く長いキスをして、蒼空くんはあたしの髪を撫でた。


「考えてみたら……。
初めてなんだよな」


「……え?」


「嫉妬、するの」


「…………」


「それまでは、オレ。
別に嫉妬とかしなかったし。
それなのに、莉子の時は、全然許せなくて……」


蒼空くんは、あたしのおでこにコツンと自分のおでこを合わせた。


「そんなに、オレ。
莉子のことが好きなんだなぁ……って。
自分でもびっくりした」
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