きゅんきゅん男子~年下彼氏を溺愛中~【完】
照れくさそうに、少しだけ笑う蒼空くん。


そんな蒼空くんの告白にびっくりして……。


あたしは慌てて、蒼空くんに聞いた。


「え?
じゃあ、あたし……。
蒼空くんと別れなくていいの?
碓氷先生には、受験の邪魔だから、別れろって言われたし。
咲希ちゃんには、自分が彼女だって、言われたし……」


それに対して。


「バーカ」


ゆったりと、余裕の表情で笑いながら、あたしのおでこを弾く蒼空くん。


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