きゅんきゅん男子~年下彼氏を溺愛中~【完】
蒼空くんは、恥ずかしそうに、ポリポリッと頬をかいた。


「実は……。
オレ、莉子のこと、知ってたから」


「……え?」


「莉子が、オレを助けてくれる、ずっと前から」


「……な……なんで!?」


「んー?
本当は内緒にしていたかったけど……」


クスッと可愛く笑ってから、蒼空くんは、あたしの耳に口を近づけた。


「莉子がバイトしてるバーガーショップで。
ひとめぼれ」
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