秘密の関係。


¨13年後¨


「みーちーるっ!!起きなさい!!今日登校初日でしょう!?」

私は山本早智。どこにでもいる、普通の女子高生。

只今、弟の充を叩き起こし中。

「ん〜………」
「ああもう!!全く起きないなら…無理やり起こしちゃうんだから!!」

仕方ない!!やるか!!

私は、布団をバッと取った。

充は大の寒がりなのだ。これだったらあまりの寒さに―………

「きゃあ!!な…なんで、パンツだけで寝てるのよ!!」

…そしたら、充は見事にパンツいっちょだった。

「まだ眠い…つうか寒いんだけど……?」
「お…起きないのがいけないんでしょ……」

ブルッと震えた充は、だるそうに起き上がると、私に引っ付いた。

…………え?

「な、なにしてんの、充っ」
「え〜?だから、寒いんだって」

ドキドキ…ドキドキ…

やばい…心臓の音が止まらない…

「そーじゃなくて…離れてよ」

こ…これ以上はだめだって!!

「やだ」

充は私の腰に手をまわした。

あの…それ……充が触ってるのまちがいなく、

……私のお尻。
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