遠恋~君と恋をした日々~
「そっそんなことない!!」
凪は悪くないのに、涙なんか流さなくていいのに
「大丈夫だから、あたしはもう大丈夫だから」
凪は傷つかなくてもいいのに
「凪・・・っあたしね?」
あたしは凪に、小学生からの性暴力
父からの虐待
母からの偏見
あたしが、施設にいる理由すべてを話した
話し終わった時には、あたしの目には再び大粒の涙が流れていた
涙で頬がぐちゃぐちゃになるぐらいに泣いていた
下を向いて静かに涙を流すあたしの姿を凪は静かに見ていた
どう思っただろうか
あたしを汚いって思っただろうか
あたしを軽蔑しただろうか
ねぇ、あたし今の状況で話してよかったんだよね?
間違ってなんかないよね?
「・・・汚いよね」
汚い。こんな穢れた体で凪とそばにいていいなんて思わない
お風呂場でどれだけこすっただろう
真っ赤になるぐらいにこすった
凪は悪くないのに、涙なんか流さなくていいのに
「大丈夫だから、あたしはもう大丈夫だから」
凪は傷つかなくてもいいのに
「凪・・・っあたしね?」
あたしは凪に、小学生からの性暴力
父からの虐待
母からの偏見
あたしが、施設にいる理由すべてを話した
話し終わった時には、あたしの目には再び大粒の涙が流れていた
涙で頬がぐちゃぐちゃになるぐらいに泣いていた
下を向いて静かに涙を流すあたしの姿を凪は静かに見ていた
どう思っただろうか
あたしを汚いって思っただろうか
あたしを軽蔑しただろうか
ねぇ、あたし今の状況で話してよかったんだよね?
間違ってなんかないよね?
「・・・汚いよね」
汚い。こんな穢れた体で凪とそばにいていいなんて思わない
お風呂場でどれだけこすっただろう
真っ赤になるぐらいにこすった