イケメン御曹司の秘密の誘惑
―――は。
「あの、月野…さん?」
…何を言い出したんだ?
ようやく口を開いたと思ったら…。
「武島副社長の事を…考えると、研究も、…手につかなくて…」
よく見ると足の上の手がカタカタ震えている。
「………」
…一体、今日は何だってこんなに唖然とする機会が多いのか。
俺は、気の利いた返答も出来ずに固まってしまっていた。
「…私は…そんな風には…見れませんか」
「…え」
「副社長の、中では…対象外……でしょうか」