イケメン御曹司の秘密の誘惑
咄嗟に月野に唇を塞がれた。
彼女の柔らかい唇が俺の身体と心から、恍惚と何かを奪っていく。
……気がつくと、夢中でそれに応えていた。
どうかしている。
何で、こんな……。
そっと唇を離して見つめ合う。
「副社長……愛してる」
「…月野…」
「だけど……それだけよ。
後は何もいらないの。
ただ…側にいたいの」
…何も欲しがらない便利な女。
綺麗で魅惑的な、賢い女。
……断る理由なんてなかった。
俺も…何も与えるつもりはない。
九条冴子と結婚して、俺の企画を取り返さなければならない。
月野に邪魔されたりしたら面倒だ。
月野の服をそっと剥いでいく。
その時……心の奥底から、沸き出しかけていた愛に…
俺は、蓋をした。