イケメン御曹司の秘密の誘惑

――――四日前――。



「あ、俺…明日、見合いだから」

「え」

官能的に…
情熱的に…、私を抱いた直後、ベッドの上で煙草に火を点けながら彼は言った。

「ようやく九条のお嬢様と会えるよ。
待った甲斐があった。

だから…比奈子とは、もう…」

……えっ…。

…潤…?

何を……言おうとしてるの…?

「いやっ!!」

自分でもびっくりする程の大きな声で叫んでいた。

「…比奈子…?」

驚く彼の顔が涙で見えなくなっていく。




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