イケメン御曹司の秘密の誘惑
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「…潤さん!
……遅かったのね、忙しかったの?」
婚約披露会の会場となるホテルに到着するなり、冴子が駆け寄ってきた。
「冴子さん。
すみません、仕事が少しありまして」
「いいのよ、間に合ったんだから。
さ、控え室に行きましょうよ。
着替えないといけないわ」
「…はい」
……冴子に腕を引っ張りつけられながら、俺は半分、心がここにはないような状態で歩き出した。
呆気に取られた比奈子の顔が頭を掠める。
……比奈子は、今頃何をしているのか。
まだ、あの部屋で一人過ごしているのだろうか。