美しいあの人
前はあたしは芙美子さんと競おうとして、必死になって書き続けていたけれど、
今は芙美子さんが支えてくれるから書けると思ってる。
もちろん祐治のために書いているのが一番なんだけれど、
仕事として書くためにあたしを支えてくれているのは、松井さんと芙美子さんだ。

あたしに仕事を与えてくれた二人には、今は感謝している。
どうか幸せになってください。
二人の幸せを祈るから、あたしが隠し事をしているのを、どうか許して。
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