俺様天使とのキスまであと指輪一個分。
黒い海から黄色い花粉がゆっくりと浮かび上がる。


そして空に浮かび上がる。


もちろん蒼の周りにも。




「これは…?」




(シランの花の花粉です…)


「シランの花?」


(私が研究していた自然を回復させる薬を培養していた花のことです)


雨は上がり、辺りは黄色い花粉に包まれ黄金色に輝いた。


(あなたの太陽のエネルギーのおかげで…薬が活性化したようです)


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