メロンパンにさようなら
「マネージャー……って!あの、マネージャー?」
愛が部長の言葉に鋭く反応して聞くと、部長は、そうだ。と言うように、首を縦に振っていた。
愛と部長の会話が、いまいちよく分からなかったのもあるけれど、今は、2人の会話は、どうでもよかった。
ただ、出て行った高見翔が気になって仕方なかった。
あんな背中……
先日と同じような背中を見せた彼。
泣いているようで、まるで消えてしまいそうな、そんな背中。
そんな背中をさせる彼女はきっと……