ブロってますか?
『…今日は電話が中途半端になり、本当にごめんね。お仕事ですが、いつが初出勤ですか?良かったら教えて下さい。あっ今パソコンからメールしてるから、アドレス違うけど、健一だよ。削除しないでね。』送信

メール打つ健一は、先程とは違い、常に表情は崩れっぱなし、口元の笑みが絶えない。

『こんな夜に、ニヤニヤしながらメール打ってるの、見る人が見たら不気味やろな。』

1人自分の今の姿を思い浮かべ、苦笑いする健一。しばらくしてメール受信。

『ちぃーす!健一さん、これから健チャンって呼ぼうかな?知らないアドレスからメール来たからビックリした。そっかパソコンからなんだ。仕事は月曜日からです。ちなみに受かったから会社名教えるね。〇〇〇〇って所だよ。今メールなんかして大丈夫?』
理恵のメールは、電話以降すっかりくだけた表現となっている。

『やっぱり!西川さんだ!何と言う偶然…』

思わず、あの時の面接官は僕だよとメールを返そうとしたが、思い留まる健一。
『良かったね!良い職場ならいいね。頑張って!』送信

これでいいんだよな?これ以上踏み込んだら…
感情の狭間で苦悩する健一。

暫くして、理恵からのメール…
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