ブロってますか?
肩を落としうなだれる三宅に、掠れそうな声を掛ける健一。
「まぁ、高い授業料払ったと思うしかないよな。見つかるといいな。慰めにもならないけど…今度飲み行こうぜ!」
「あ、ありがとうございます。これ以上ない勉強させて貰いました。もうブログも止めます。」
「おぃおぃ、別にブログって出逢い系じゃないって、お前が言ったんじゃないか。今回の件アップして他の被害者が出ないようにするのもまた一つの手段じゃないか?」
「そうっすよね。泣き寝入りは嫌ですから、俺に出来る範囲で頑張ってみます!」
先程の落ち込みが嘘の様に張り切り出す三宅。
「おいおい、張り切るのは、仕事にしろよ。会社の借金は待ってくれないぞ!」
「はぁ~っ。そうだった。毎月三万天引きなんですよ。」
「とりあえずギャンブルから止めるんだな。」
「そ、そんな~」
大袈裟に憐れみをこう三宅を見て
『何とか明るくなって良かった、しかし…怖い部分もあるんだな。ブログって…』
ふと、美沙子の事が脳裏をよぎる健一だった。
その頃美沙子は…
部屋に籠もり自ブログを見ながら一喜一憂しているのだった。
「まぁ、高い授業料払ったと思うしかないよな。見つかるといいな。慰めにもならないけど…今度飲み行こうぜ!」
「あ、ありがとうございます。これ以上ない勉強させて貰いました。もうブログも止めます。」
「おぃおぃ、別にブログって出逢い系じゃないって、お前が言ったんじゃないか。今回の件アップして他の被害者が出ないようにするのもまた一つの手段じゃないか?」
「そうっすよね。泣き寝入りは嫌ですから、俺に出来る範囲で頑張ってみます!」
先程の落ち込みが嘘の様に張り切り出す三宅。
「おいおい、張り切るのは、仕事にしろよ。会社の借金は待ってくれないぞ!」
「はぁ~っ。そうだった。毎月三万天引きなんですよ。」
「とりあえずギャンブルから止めるんだな。」
「そ、そんな~」
大袈裟に憐れみをこう三宅を見て
『何とか明るくなって良かった、しかし…怖い部分もあるんだな。ブログって…』
ふと、美沙子の事が脳裏をよぎる健一だった。
その頃美沙子は…
部屋に籠もり自ブログを見ながら一喜一憂しているのだった。