運命のヒト

なんか……。なんかちょっとショックかも。

今のってつまり、本当はマホちゃん、あたしのこと良く思ってなかった……ってことだよね?


そりゃそうか。

いくらあたしと大我が幼なじみだからって、大我の部屋に行ったり、頻繁にお店に来たり、彼女のマホちゃんからすれば気分悪いのは当然だ。

そのことを今の今まで考えもしなかった、自分のバカさ加減が一番ムカつく。


……こんなんだからあたし、同性の友達とうまく付き合えないのかな。


女同士の微妙なやり取りが昔から苦手で、楽な異性との付き合いを選んでしまう。

異性の場合は、相手が自分に対してなにを求めているのか明確で安心できるから。


だけど結局、求められるのは“女”としての部分。

すぐに好きだの寝るだのの関係になって、流されやすいあたしはその気になって。


お手軽な恋愛が終わったとき、そこにはなんの人間関係も残っていない。その繰り返し。
< 134 / 415 >

この作品をシェア

pagetop