運命のヒト

心拍数が急激に上昇した。

ためらっていると代わりに大我が受け取り、2つ折りの携帯を開いてあたしに握らせた。


画面にはダイヤルロックの表示。

あたしはひとつひとつ、確かめるようにボタンを押していく。

1215。
あたしの誕生日――。


ロックが解除された。

送信メールBOXに、未送信のメールが3つ残っていた。

件名にそれぞれ番号がふられている。たぶん長文だから分けたんだろう。


あたしは最初のメールから開いた。

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