運命のヒト
『おつかいに行った帰り道、信号をわたろうとしたら、車にひかれそうになった。
でも、知らないお兄さんが助けてくれた』
あれは……俺だったんだって。
なぁ、美園。
お前は俺に関する記憶を毎回なくしてたから、知らないだろうけど。
実は、けっこうあの日記に俺も登場してるんだよ。
でも、不思議だよな~。
日記があったから、俺はタイムスリップできた。
でも、俺がタイムスリップしなかったら日記の内容も変わってた。