運命のヒト

よくある小学生のケンカだったけど、運悪く階段から落ちて、左手を複雑骨折して。

美園は責任感じてワンワン泣いてた。

俺もどうやって慰めていいか、さすがにあのときは分かんなかったくらいだ。


大我、お前はさぁ……態度でかいし、ひねくれてるし、ムカつくヤツだけど。

美園を想う気持ちだけは、誰にも負けてない。

俺が保証するよ。




中学生になる頃には、美園はみるみる成長して変貌を遂げていった。

たった3ヶ月飛んだだけで、別人みたいに見違えてるときもあった。

< 372 / 415 >

この作品をシェア

pagetop