運命のヒト
よくある小学生のケンカだったけど、運悪く階段から落ちて、左手を複雑骨折して。
美園は責任感じてワンワン泣いてた。
俺もどうやって慰めていいか、さすがにあのときは分かんなかったくらいだ。
大我、お前はさぁ……態度でかいし、ひねくれてるし、ムカつくヤツだけど。
美園を想う気持ちだけは、誰にも負けてない。
俺が保証するよ。
中学生になる頃には、美園はみるみる成長して変貌を遂げていった。
たった3ヶ月飛んだだけで、別人みたいに見違えてるときもあった。