運命のヒト

俺はたぶん、少しずつお前に惹かれていってたんだと思う。

変かな? そんとき俺はもう21で、中学生の女の子に惹かれるなんて。

けどホント変な意味じゃなくて、純粋にお前が大切だったんだ。


やがて中学の卒業式が終わり、俺のタイムスリップも終わろうとしていた。

だってほら、日記は中三までだったから。

今までの法則から言うと、日記に書いてある時間にしか行けない。

つまりもう、俺が行ける時間は残っていなかった。


こんど飛んだら、たぶん俺はもとの時間に戻っている。

2009年の病院に。

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