桜、雪、あなた



ぎゃー!
嘘だー!
やめてー!

あたしは失恋したばっかりなんだからー!



「んーまぁ、けど どうにかなるっしょっ☆」



って。
信じらんない!!

それでもしつこく



「どうしたの?あたしでよければ話に乗るよ?」

って
聞いてくる幸せオーラ全開のミキちゃんに
失恋話したあたしがいけなかったんだーっ!!

…でも………。
でもさぁー!!!!



「そんなのヨユーっヨユーだって☆でね〜何で付き合ったかと言うと〜」



…って聞いてもいない

(聞く元気すらないのに)

ミキちゃんとダーリン様の馴れ初めを聞かされるハメになるし………。



「この前クラブにいたユウタくんと一緒にいたカズヤくんと実はこっそり連絡取り合っててさぁ〜☆☆☆」



ってそれ5回目ですから…



「見て!待ち受けカズヤくんなの☆」

「………」

「かっこいいでしょっ☆」

「………」



あぁぁぁ〜…
話にならない〜…

…しまいには



「頑張れ☆てかユウタくんと付き合えば〜?」



そしたらダブルデートできるし〜

…って
って!!!!

何なの?!この子!
他人事すぎじゃないですか?!

もー!!!!

そりゃ他人事だけどさぁー。
何か、もっとこう…話聞き出して来たならこう、もっとアドバイス的な……



「あっもう休憩終わっちゃう☆カズヤくんと電話しなきゃだしっ☆じゃーねっ☆ミオちん☆」

「………は?」



はぁぁぁっ?!?!



「…あー…はー…「バイバー……あ☆カズヤくん?☆☆☆」」

「………」

「あっ?☆今ー?☆うん☆全然平気〜☆」



ぴゅー パタン☆☆☆



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