桜、雪、あなた
「はー…」
「どーしたの?」
「おれ今すっげぇ感動してるわ」
「あははっ」
「こんなにしてもらっちゃってありがとな」
「いえいえー」
嬉しそうなヨウスケくんの笑顔が
あたしの心を
温かくしてくれる
「来年の誕生日もお互い祝い合おうな」
「うん!!」
…ねぇ、ヨウスケくん
『いつか、
この思いが消えるまではすきでいよう』
“いつか”
なんて
本当に来るのかなぁ。
だってね、
会えば 会う程
ヨウスケくんを
すきになっていくの
少し意地悪で
だけど
優しくて
カッコ良くて
楽しくて。
ヨウスケくん以上の
人が
現れる気なんて、
全然しないの。
「…来年だなんて言わないでずっと祝い続けていこうよ」
“いつか”
が、
来ても
きっと
あたしはヨウスケくんに
会いたくなる、
そんな気がして仕方がなかったの
だから、
“ずっと”
は
ヨウスケくんに会い続けていきたい
と、
いう
あたしの
遠回しの
小さな
精一杯の
わがまま