あなた色に染まりたい
「美香と悟は来月から一緒に住むんでしょ?」
「うん」
「なんか、そうやって親に認められて、先へ進むっていいね」
美香と悟みたいに、何年も一緒にいるのに、それでもまだ一緒にいたいって思える……そんな相手がいるって、凄く素敵。
あたしもこの二人のように、ずっと蓮と一緒にいられたらいいな。
「紗羽もプロポーズされてるんだから、親に紹介くらいしたら?」
「うちはねぇ、一番厄介なのがお兄ちゃんなんだよね」
「紗羽ってお兄さんいたの?」
「はは、今更だね。そんな話したことなかったもんね。お兄ちゃんは彼氏のことになると、親以上にうるさいよ」
「そうなんだ?」
「うん」
だから、蓮が三つも年下だって知ったら、何て言われるか。
でもちゃんと紹介しなきゃな。
「うん」
「なんか、そうやって親に認められて、先へ進むっていいね」
美香と悟みたいに、何年も一緒にいるのに、それでもまだ一緒にいたいって思える……そんな相手がいるって、凄く素敵。
あたしもこの二人のように、ずっと蓮と一緒にいられたらいいな。
「紗羽もプロポーズされてるんだから、親に紹介くらいしたら?」
「うちはねぇ、一番厄介なのがお兄ちゃんなんだよね」
「紗羽ってお兄さんいたの?」
「はは、今更だね。そんな話したことなかったもんね。お兄ちゃんは彼氏のことになると、親以上にうるさいよ」
「そうなんだ?」
「うん」
だから、蓮が三つも年下だって知ったら、何て言われるか。
でもちゃんと紹介しなきゃな。