羽田くんとうさ子の関係。




「羽田さん、お疲れ様です」



「あ、お疲れ」



中から出てきたのは綺麗な女の人だった。



「じゃあ成田さん来たし、佐伯、俺上がるな」



「おぅ。今までお疲れ~」



「なんか軽い!俺の4年間、なんか軽いぞ!」



「いいからさっさと行けよ」



「うっせー!うさ子、待っとけよ!」



「あ、はい」



佐伯くんと最後になるだろう、言い合いを終わると羽田くんは静かに事務所に入って行った。


羽田くんがいなくなると、3人無言になった。



なにこの状態…。

目の前には怠そうにレジで立っている佐伯くん。

そして、知らない綺麗な女の人。


ここは佐伯くんに聞いた方がいいのかな…?





「えっと…佐伯くん、この子は?」


先に動いたのはあっちからだった。



「あぁ、原田ちゃんのこと?原田ちゃんは成田さんが来る前に働いていた子だよ」


佐伯くんに紹介されると、少し頭を下げた。



「そうなんだ。あたし、3月から働き始めた成田です。よろしくね」



「あ、はい…原田です」


あたしもうここで働いてないのによろしくもないと思うんだけど…。

苦笑いで成田さんに挨拶をした。

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