羽田くんとうさ子の関係。
そうだったら嬉しいな…。
「ま、なんだか切ねーな」
「切ないってなにが?」
「羽田くんは今日1日ずっとうーのこと考えながら過ごすのに、うーはもう前に進んでる…そう考えたらなんだか羽田くん、切ねーな」
そうかな?
「別にあたしは綺麗さっぱり羽田くんを忘れて前に進んだ訳じゃないよ?」
卒業したからといって、綺麗さっぱり忘れた訳ではない。
「今でも羽田くんのこと好き?って聞かれても即答で好きって言える。
でも、そんなこと言ってたら本当に前に進めないから」
だから、あたしはもう口には出さないんだ。
「ふーん。うーも考えてるんだな」
「まぁね。ねぇ、みぃくん。今日も一緒に寝ていい?」
「ん。いーよ」
笑顔でばいばいした。
後悔もない。
悲しくもない。
ただ寂しいだけ。
あの笑顔がもう見れない。
もう話せない。
もう会えない。
それがただ寂しいだけ。
そんな気持ちで1人寂しくベッドで寝られない。