恋の魔法と甘い罠
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どれだけ経ったのか……
ようやく涙が止まって、気持ちを落ち着かせるように小さく息を吐くと、今の状況……和泉さんの胸に顔を埋めているだとか、背中に腕が回されているだとか……そういうことを思い出して、顔中がカッと熱くなる。
それと同時に心臓の音もどきどきと大きくなっていく。
いくら『泣きたいだけ泣いてしまえよ』と言われたからって、いくらこの涙を隠してくれようとしてくれたからって、まだ出会って間もない和泉さんの胸を借りるなんて。
早く離れなきゃ! とは思うけれど、そのあと顔を合わせることを考えるといつまでもこうしていたい気もする。
でもずっとこのままでいると、どんどん加速していく心臓が壊れてしまうんじゃないかと思ってしまう。
だから和泉さんにはわからないように小さく深呼吸をしてから、目の前の胸をそーっと押してゆっくりと離れた。
そしたら和泉さんはすぐに「玲夢?」と言って、心配そうに顔を覗き込んでくるから、赤くなってしまった顔を隠すように顔ごとパッとそらしてしまった。
あ、今の態度、めちゃくちゃ感じが悪かったかも。
和泉さんは心配してくれているのにそれを避けるような態度をとってしまうなんて。
どれだけ経ったのか……
ようやく涙が止まって、気持ちを落ち着かせるように小さく息を吐くと、今の状況……和泉さんの胸に顔を埋めているだとか、背中に腕が回されているだとか……そういうことを思い出して、顔中がカッと熱くなる。
それと同時に心臓の音もどきどきと大きくなっていく。
いくら『泣きたいだけ泣いてしまえよ』と言われたからって、いくらこの涙を隠してくれようとしてくれたからって、まだ出会って間もない和泉さんの胸を借りるなんて。
早く離れなきゃ! とは思うけれど、そのあと顔を合わせることを考えるといつまでもこうしていたい気もする。
でもずっとこのままでいると、どんどん加速していく心臓が壊れてしまうんじゃないかと思ってしまう。
だから和泉さんにはわからないように小さく深呼吸をしてから、目の前の胸をそーっと押してゆっくりと離れた。
そしたら和泉さんはすぐに「玲夢?」と言って、心配そうに顔を覗き込んでくるから、赤くなってしまった顔を隠すように顔ごとパッとそらしてしまった。
あ、今の態度、めちゃくちゃ感じが悪かったかも。
和泉さんは心配してくれているのにそれを避けるような態度をとってしまうなんて。