恋の魔法と甘い罠
考えていることが顔に出やすい、とよく言われるけれど、こんなに笑われたのは初めてだ。
なかなか笑いやまない和泉さんに、
「そんなに笑わなくてもいいのに」
と口を尖らせながら言ったとき、和泉さんとあたしの二人しかいないこの静かな空間に、ガチャッ、という音が響いてきた。
視線が自然とその場所に移る。
「!」
思わず目を見開いた。
入ってきたのは慎也さんで、あたしと同じように目を丸くしていて。
そのまま喫煙室に入っていく慎也さんを目で追ってしまった。
ここの喫煙室は休憩室の一角に作られていて、全面ガラス張りになっているからお互いに見えてしまう。
慎也さんがこっちを見るかどうかはわからないけれど、この距離の近さにあたしの心臓は痛いくらいにどきどきと音をたて始めた。
なかなか笑いやまない和泉さんに、
「そんなに笑わなくてもいいのに」
と口を尖らせながら言ったとき、和泉さんとあたしの二人しかいないこの静かな空間に、ガチャッ、という音が響いてきた。
視線が自然とその場所に移る。
「!」
思わず目を見開いた。
入ってきたのは慎也さんで、あたしと同じように目を丸くしていて。
そのまま喫煙室に入っていく慎也さんを目で追ってしまった。
ここの喫煙室は休憩室の一角に作られていて、全面ガラス張りになっているからお互いに見えてしまう。
慎也さんがこっちを見るかどうかはわからないけれど、この距離の近さにあたしの心臓は痛いくらいにどきどきと音をたて始めた。