恋の魔法と甘い罠
慎也さんが言うには、最初はほんとに食事するだけの予定だったらしい。けれど、
「いつの間にか、玲夢に惹かれていた」
慎也さんは瞳を伏せながらそう口にして。
「これ以上ハマらないようにと素っ気なくしてみたりしたけれど突き放すことはできなくて。こんなことを続けていてはいけない、と思いながらも、俺の心はだんだん玲夢でいっぱいになっていった」
そう言った慎也さんはあたしの方へちらりと視線を向ける。
そのときの慎也さんは今までに見たことがないくらいにやさしい瞳を向けていて。
あのときの、慎也さんの家の庭で奥さんに向けていたときの表情を思い出した。
「ずっと玲夢に言えなかったのは……自分勝手だけれど、玲夢を離したくなかったから。
――俺は、本気で玲夢のことを愛していた」
その言葉に、胸の奥がどくんっと音をたて、目の奥が熱くなってきた。
「いつの間にか、玲夢に惹かれていた」
慎也さんは瞳を伏せながらそう口にして。
「これ以上ハマらないようにと素っ気なくしてみたりしたけれど突き放すことはできなくて。こんなことを続けていてはいけない、と思いながらも、俺の心はだんだん玲夢でいっぱいになっていった」
そう言った慎也さんはあたしの方へちらりと視線を向ける。
そのときの慎也さんは今までに見たことがないくらいにやさしい瞳を向けていて。
あのときの、慎也さんの家の庭で奥さんに向けていたときの表情を思い出した。
「ずっと玲夢に言えなかったのは……自分勝手だけれど、玲夢を離したくなかったから。
――俺は、本気で玲夢のことを愛していた」
その言葉に、胸の奥がどくんっと音をたて、目の奥が熱くなってきた。