恋の魔法と甘い罠
「そんなにペースが早くても大丈夫なんですか?」
そう訊き直したあたしにちらりと視線を向けた和泉さんは小さく首を傾げながら、
「俺、ペース早い?」
なんて訊いてきた。
何度か和泉さんと飲んだことがあるけれど、こんなに早いのは初めて見る。
もしかして……自覚がない?
だとしたら、紗羽さんの結婚式で相当参っているのかもしれない。
「早いです。……でも、その気持ちはわかります」
あたしだって慎也さんに失恋したとき、いつの間にか飲みすぎていて潰れてしまったんだから。
あたしの言葉の意味がわかったのか、和泉さんは右手で頬杖をついて、左側に座るあたしの顔を覗き込みながら口を開いた。
「じゃあ、今日は玲夢が慰めてくれよ」
「え」
そう訊き直したあたしにちらりと視線を向けた和泉さんは小さく首を傾げながら、
「俺、ペース早い?」
なんて訊いてきた。
何度か和泉さんと飲んだことがあるけれど、こんなに早いのは初めて見る。
もしかして……自覚がない?
だとしたら、紗羽さんの結婚式で相当参っているのかもしれない。
「早いです。……でも、その気持ちはわかります」
あたしだって慎也さんに失恋したとき、いつの間にか飲みすぎていて潰れてしまったんだから。
あたしの言葉の意味がわかったのか、和泉さんは右手で頬杖をついて、左側に座るあたしの顔を覗き込みながら口を開いた。
「じゃあ、今日は玲夢が慰めてくれよ」
「え」