恋の魔法と甘い罠
「の、飲みますっ!」
それを隠すように慌ててそう言ってプルタブを引くけれど、相変わらず鳴り続けているどきどきがあまりにも大きすぎて、それが伝染したかのように手が微かに震えてしまってうまく開けられない。
そんなあたしに、和泉さんはふっと笑みを漏らす。
そのまま身を乗り出してくると、あたしの手からビールを抜き取って開けてくれた。
「ほら」
「……ありがと、ございます」
ぼそぼそと呟くようにそう言いながら差し出されたビールを受け取ろうと手を伸ばしたけれど、掴もうとした手が和泉さんの指に触れて、ドキンッ――、と一際大きな音をたてる。
それと同時に頬も一気に熱くなって、それを隠すように思わず手を引いてしまった。
そんなあたしに、和泉さんはくすくすと笑いながらあたしの前にビールを置いた。
それを隠すように慌ててそう言ってプルタブを引くけれど、相変わらず鳴り続けているどきどきがあまりにも大きすぎて、それが伝染したかのように手が微かに震えてしまってうまく開けられない。
そんなあたしに、和泉さんはふっと笑みを漏らす。
そのまま身を乗り出してくると、あたしの手からビールを抜き取って開けてくれた。
「ほら」
「……ありがと、ございます」
ぼそぼそと呟くようにそう言いながら差し出されたビールを受け取ろうと手を伸ばしたけれど、掴もうとした手が和泉さんの指に触れて、ドキンッ――、と一際大きな音をたてる。
それと同時に頬も一気に熱くなって、それを隠すように思わず手を引いてしまった。
そんなあたしに、和泉さんはくすくすと笑いながらあたしの前にビールを置いた。