恋の魔法と甘い罠
と、と、泊まる!?


心のどこかでそうかなとは思いながらも、こんな風に真っ直ぐな瞳を向けられながらそう言われると、昨日のあの熱いキスを思い出して、カッと頬が熱くなる。



『何想像してんだよ』



くくっ、と可笑しそうに笑っている和泉さんは、『まあ、想像通りになると思うけどな』なんて付け加えるから、さらに頬の熱が上がる。


もう、無理っ!


今日も心臓が壊れそう!



そう思いながらも和泉さんに言われるがままに準備をした。



そして準備が整い、もう出掛けられることを伝えると、和泉さんは瞳を細めながら『じゃあ行くか』と言って、今着替えを詰めたばかりのバッグを手にする。


そのまま外に出ると、アパートの前に止めてあった和泉さんの車の助手席に乗せられた。
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