恋の魔法と甘い罠
「ど、どうしたんですかっ!?」
怒っているとしか思えないその表情に、どきどきしながらそう訊いてみる。
そしたら和泉さんは小さく息を吐いてから、一度そらした視線をまたあたしの方へ戻した。
「何で課長は名前で、俺は名字なわけ?」
「え」
「俺ら、付き合ってんだよな?」
「……」
やっぱり想いを伝え合ったってことは付き合うってことなんだよね。
昨日悠亜さんに訊かれてはっきり答えられなかったからちょっと心がもやもやしていたけれど、和泉さんはちゃんとそういう気持ちでいてくれたんだとわかってほっとした。
そうなると、確かに名前で呼んだ方がいいのかもしれないけれど、ずっと「和泉さん」と呼んできたのに、今更名前でなんて呼べないよ。
怒っているとしか思えないその表情に、どきどきしながらそう訊いてみる。
そしたら和泉さんは小さく息を吐いてから、一度そらした視線をまたあたしの方へ戻した。
「何で課長は名前で、俺は名字なわけ?」
「え」
「俺ら、付き合ってんだよな?」
「……」
やっぱり想いを伝え合ったってことは付き合うってことなんだよね。
昨日悠亜さんに訊かれてはっきり答えられなかったからちょっと心がもやもやしていたけれど、和泉さんはちゃんとそういう気持ちでいてくれたんだとわかってほっとした。
そうなると、確かに名前で呼んだ方がいいのかもしれないけれど、ずっと「和泉さん」と呼んできたのに、今更名前でなんて呼べないよ。