恋の魔法と甘い罠
けれどその場所がしっとりとしていて、逃げた先でも、ついさっきまでの情事を思い出してしまう。


自分のことで精一杯だったけれど、それでも和泉さんの姿はちゃんと視界に入っていて。


あたしの上で汗を滲ませながら快感に耐えていた表情を思い出して、また下腹部がじんっと疼く。


そしたらその場所からまたじわりじわりと熱が広がっていく。


やだ……あたし、何思い出してまた欲情しているの?


こんなエッチな身体だったっけ!?


もじもじと内腿を擦り合わせていると、それに気づいたのか、和泉さんがぷっと吹き出した。



「ほらな。ヤったばかりなのに、またすぐに欲しくなるだろ?

それが相性良い証拠」



既に身体中が熱くなっていることに気づかれて、物凄く恥ずかしい。


けれど、当たっているから何も言えない。
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