恋の魔法と甘い罠
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「……慎也さっ、んっ……」



今日もあたしの部屋を訪ねてきた慎也さん。


出した夕食も満足に食べる前に、ベッドの上にいる。


いつものことだと割りきればそれまでだけれど、行為のあとはいつの間にか寝てしまう。


しかも目が覚めたときには、慎也さんの姿がない。


だから、ただ身体を重ねるために来ているのではないかと、最近は不安になっていた。


でも、「玲夢、愛してるよ」と言われると、何も言えなくなる。


それだけあたしは、慎也さんにハマってしまっているんだ。
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