人気歌手とカリスマモデル


我が家に帰って来ると
詩音がパン1でビール飲んでた。


「ただいまあ~」


「…………。」



無視。
ってゆうか完全に考えごとしてる。


唇噛んでるし…


詩音は考え事をするとき
唇噛むの。



「詩音!ただいまってば!」


「んあっ!?
おっお帰り!」



「ねぇ詩音。
アメリカ行ってきたら?」



「ウサキ…何でそれを?」



「風の噂?
とにかく、私の事は気にしないで、夢叶えてよ。」



「けど…「あ~もう!俺様の癖にグダグダ言うな!
夢叶えるんでしょ?」



「2ヶ月…居ねえんだぞ?」



「心配ご無用!今回の成功したら、きっといろんな国に詩音の名前が広がるでしょ!私も頑張るよ。パリコレ目指すから。いつかはフランス行く!」



夢はでっかく…なんて…

半分強がりだけど…   


「ウサキ…」


「きゃっ…」



いきなり抱きしめるのはやめてよね…



心臓ヤバイから!



「ありがとうなっ」



「うん。。。」



「寂しくねえ?」


「大丈夫…と言ったら嘘になる。
寂しいよ。多分死ぬ…」



「じゃあ辞める。お前優先だから。」



「いいの!
彼氏の夢を応援しなきゃ
彼女失格なのでね♪」



「ふふッ上等な女だなっ
っつうわけでウサキ、脱ごうか。」



「此処キッチン…」



「ベッド行こうか。
ヤリ溜めする。」



「拒否権は?」



「ねえ…」



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