Love...Twins
甘い香り
「ねーねー、じゃあ結局美春ちゃんとは別れたんだ」

学校の帰り道。
あたしは勇羽の後ろで自転車に揺られていた。
美春ちゃんは勇羽がこの間まで付き合っていた女の子だ。

「とっくにな。所詮あいつはカラダだけなんだよ。」
「カ、カラダだけとか言わないのっ!」

あたしは勇羽の背中を叩いた。

「イテッ、まあ美羽はまだまだお子ちゃまだからなww」

あたしは勇羽のこうゆートコロが嫌いだ。
女たらしできっとそういうコトしか考えていないんだろう。
ヤるだけヤって後で今みたいなコトを言う。
まあ、向こうも勇羽のカラダ目当てなのかもしれないけど、、、
とにかくこういうコトに関しては勇羽はサイテー男だ。

「お子ちゃまでも勇羽よりマシだもん」

あたしはまた勇羽の背中を叩いた。
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