Prisoner of Love ~全ての恋愛が失恋だとしても~
「私もそう思う事にします!!」

田中はグラスの代わりに、真実の片手へと両手を伸ばして
ぎゅっと握り締めた。

「そう思ったら何だか許せる気がしてきました!」
「ぁ、うん、…それなら…いいんだけど…」

片頬を人差し指で掻く真実を見て、
早川がぽんぽんと田中の背を叩いて、その手を離すように促す。
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