Prisoner of Love ~全ての恋愛が失恋だとしても~
帰りの電車の中で、真実はずっと外の景色を眺めていた。
しかし、その景色は記憶に留まっていない。
お陰で、危うく最寄り駅で降りるのを忘れそうになり、
ドアが閉まる寸前でホームへと真実は飛び降りた。

車内でずっと考えていた言葉を
真実は直ぐに白夜のレスの後に打ち込み始めた。
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